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6月 11, 2023

【インター淡水用品】水質を知ろう。CH編

Posted in : インター器具ブログ on by : インター店 器具コーナー

こんにちは‼
昨日のブログのTH編は見ていただけましたでしょうか。
今回は「水質を知ろう。CH編」です。

今回は「CH」について説明をします。
水草水槽をやっている方にはやっていただきたいものです。
早速、いきましょう‼

まず「CH」とは炭酸塩硬度のことを指します。炭酸塩硬度とは水中に溶けている炭酸塩や炭酸水素塩の濃度のことです。
では、なぜ「CH」を計測する必要があるかをお話します。

先程、話した炭酸塩ですが、pHを高く保つ作用があります。
そのため、炭酸塩硬度が高ければ高いほど、pHが上がりやすく下がりにくくなります。要するに、アルカリ性になりやすくなってしまいます。
前回のTH編でも話しましたが、淡水魚・水草は主に弱酸性を好む種類が多いため、アルカリ性だと調子を崩したり、成長を阻害されてしまいます。

通常では、魚のフンなどが分解されることにより、pHは下がっていきます。そこで、「CH」がありすぎるとpHは上がりアルカリ性になっていきます。
しかし、「CH」が0の場合はpHは急激に下がり始め、酸性に傾き過ぎてしまうことがあります。
そのため、CHに関してはありすぎるのも良くなくて無さすぎるのも良くないです。
以上の説明で、「CH」と「pH」は比例関係になっているので、「pH」を確認してれば概ね「CH」もわかります。しかし、確実な原因を調べるほうが対策もし易いので、定期的な測定をおすすめします。
「pH」を下げたいのに低い「pH」にならないという場合は、水道水に問題が無いかを調べるのに炭酸塩硬度を測定する手段にも使えます。

それでは「CH」を測定するおすすめ商品をご紹介します。

RIVERA KH(低濃度)の値もわかる炭酸塩硬度テストキット CH

検査水量:10mlの場合
測定最小単位:5mg/l (0.28dKH)
測定総量:約2500mg/l 約140dKH

検査水量:5mlの場合
測定最小単位:10mg/l(0.56dKH)
測定総量:約5000mg/l 約280dKH

今年の春に新発売した商品です。
使用方法は以下のとおりです。

液体が赤くなるまでの、垂らした試薬の滴数によって濃度がわかる仕組みです。
かなりわかりやすいと思います。

測定をすることによって、自身の水槽をより知ることが出来ます。
ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

今回はここまで‼
またの投稿をお楽しみに~