10月 11, 2022

食虫植物の世界

Posted in : インター器具ブログ, インター店ブログ, インター熱帯魚ブログ on by : インター店 器具コーナー

どもどもど~も!ワタナベです!

今回はちょっとした事件があったので報告します!

私が担当しているレイアウト水槽且つ、水草のストック場。

ここで育てているのが、コチラ!

ムジナモ(狢藻)
Aldrovanda vesiculosa

ふさふさした雰囲気が可愛い水草です。

ムジナとはアナグマの意味。

モウセンゴケに近縁な1属1種の食虫植物で、あまり伸びることなく、基本は浮き草のように浮かんでいます。

食虫植物ということで、葉に特徴があります。

よくみると葉が二枚貝のようになっており、これが捕虫葉となっています。

捕虫葉の内側にはハエトリグサと同じく感覚毛が生えており、これが何かに触れると葉が閉じます。

感覚毛は40本近くあり、ハエトリグサとは異なり、1回の刺激で閉じます。

その速さは50分の1秒と食虫植物では最速!

(ちなみにハエトリグサの感覚毛は6本で約30秒以内に2回、物が触れると葉が閉じます。)

じっくりと観察したくなりますね。

てっきりミジンコのような小さなプランクトンしか食べれないと思ったら・・・

今回、貝が食べられていることに気が付きました! 

取り出して観察してみると・・・

死、死んでる・・・貝殻になってました・・・

貝の力でも逃げられないんですね・・・

これなら生まれた魚の稚魚なんかも食べれますね、きっと・・・

恐るべし食虫植物・・・

店頭には並んでおりませんが、ご要望があればリリースします。

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ご来店お待ちしております。