2月 17, 2022
春日井店オリジナル ベタの用レイアウト
Posted in : 春日井熱帯魚ブログ on by : 春日井店 熱帯魚コーナー
熱帯魚の市橋です。
今月19日、20日に開催するベタフェスティバルに向けて、リミックス春日井店オリジナル、バックボードの作り方を書いてみようと思います。
ベタのレイアウトと言えば、流木や石についた水草を置いてみたり詫び草を置いてみたりと、簡単なレイアウトが主流ですが、メンテが楽かつ、もう少し雰囲気が良いものはないかなと思い作ってみました。
『準備するもの』
◯エピウェブ
◯砂利
◯溶岩石
◯グルーガン
◯シリコン
◯水草
まず、エピウェブを準備します。エピウェブはテラリウムなどでバックボードの土台として使う素材で、しっかりした強度があり、加工がしやすいのが特徴です。
今回は20㎝キューブ用のバックボードを作ります。まず内寸に対して1ミリから2ミリ大きめでカットします。カットはカッターナイフもしくは裁縫用の大きめのハサミであれば簡単にカットできます。通常60㎝のテラリウムを組む場合、エピウェブが外れない様にシリコンで張り付けますが、跡が残ってしまうので、今回は接着なしで挟み込みます。レイアウトに飽きたら違う用途で水槽は再利用できます。
カット出来たら一度合わせてみます。このときに一番しっかり決まる向きを探します。どうしても最初の切断面が歪んでいたり、角が丸くなっていたりするので意外とここが重要です。ゆるければU字に曲げた針金をエピウェブにさしておけば倒れてくる事はありません。
向きが決まったら、エピウェブの上段の角を丸く整えます。
この部分にも、砂利を張り付けて切断面が見えない様にします。
次に、グルーガンで岩を張り付けます。軽い溶岩系の素材がオススメです。
ホットボンドを付け30秒程押し立てるとボンドの外側が固まり固定できます。しっかり固まるにはもう少し時間がかかります。接着する際の石の配置ですが、個人的にミクロやアヌビアスが付いた石は張り付けず、石と石の間に挟み込む様にして水草を固定します。こうする事で植物が枯れた場合や草の入れ替えをスムーズに行えます。
あとは、シリコンを塗って砂を撒き固まったら完成です。
ヒレの大きなハーフムーンもゆったり泳げるスペースを確保しつつ、自然な雰囲気が演出できます。アヌビアスをつければリアルおやすみリーフの完成です。ベタはオーバーハングした水草が大好きです。
これで、ベースの環境は完成です。お好みで石付のモスや水草をたせば、一味違ったレイアウトの完成です。
とても簡単にできて、管理も楽なので、ちょっと拘ったベタのレイアウトを作ってみてはいかがでしょうか。
作るのが面倒な方は2セットだけ準備しました。ベタフェスティバル限定で販売させて頂きます。