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11月 24, 2021

ベタの繁殖に初挑戦‼①

Posted in : インター器具ブログ, インター店ブログ, インター熱帯魚ブログ on by : インター店 器具コーナー

こんにちは~
ぴかるんこと石崎です~!

ベタの繁殖を実際にやってみました~

今回はベタの繁殖を店内でやってみたので、
詳しく説明とともに、実際に感じたことなどをお話ししたいと思います。

≪順序〉
①繁殖の準備
②お見合い
③交尾
④産卵
⑤稚魚誕生
⑥稚魚育成

①繁殖の準備

まず、繁殖させたいベタの水槽を隣同士に置き、お互いが顔見えるように配置します。
オスの水槽には泡巣が崩れないように浮草を用意しましょう。
またその水草を少しちぎり、すりつぶしておくと、稚魚の最初の餌となるインフゾリアがわきやすくなります。
今回はウォータースプライトを使用しました。

②お見合い

ベタの繁殖では、オスが泡巣を作り、そこで稚魚の世話をします。そのため、オスの水槽にメスを入れます。
しかし、すぐには入れません。
水槽を横並びにしたことでお互いを意識させて、発情するのを促します。
大体、一週間ほどはお見合いをさせました。

発情すると…

≪オス≫
 水槽の隅に泡巣を作っていて、オスがメスに対してフレアリングをします。

≪メス≫
 お腹が膨らみ、下の写真のように、下腹部から白い輸卵管が確認できます。 

これらの行動や様子が見受けられたら、メスをオスの水槽内に入れてみましょう。

③交尾

オスの水槽にメスを入れると、オスがメスに対してフレアリングを行い、攻撃し始めます。
なかなかかわいそうな光景ですが、少し見守ります。
メスがオスを受け入れると、頭を下げながら、泡巣にいるオスに近づいていきます。
オスもメスを受け入れると、体を巻き付けるように交差させ、体をこすらせます。
すると、お互い気絶したかのようになります。
今回は何度も交尾行動を繰り返していました。

この行動が行われるとメスが産卵し、そこにオスも射精し、ベタたちの隙間から卵が落ちます。
我に返ったオスは、その卵を拾い泡巣へ運んでいきます。
ここでメスの仕事は終了です。

メスはオスに傷つけられていると思うので、元の水槽に移して塩浴させましょう。

オスがしっかりと泡巣を作りながら守っています‼

今回はここまで‼
また次回、稚魚誕生編で‼