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3月 8, 2021

群れで漂う!テンジクダイ

Posted in : 春日井海水魚ブログ on by : 春日井店 海水魚コーナー

こんにちは野田です。
今回もお店の魚をピックアップして紹介していきます。

今回紹介する魚はテンジクダイの仲間です。

テンジクダイは平たい体型をしている魚でユニークな体型と体色が特徴の魚です。
自然界では群れを作っていることが多いため複数匹で飼育するとより魅力を引き出すことが出来ます。
テンジクダイは生態もなかなか特徴的で親魚が受精卵を孵化するまで口に加えて保護をするマウスブリーディングと呼ばれる繁殖行動を行う魚種が多く、魚の中でも少し変わった生態をしていて面白いです。
テンジクダイの仲間は種類がかなり多く、海で泳いでいたり釣りをしていると見かけることがあるかもしれません。

マンジュウイシモチ
頭部が黄色く、体の中心に黒い線が入り尾鰭にかけて赤い斑点が現れるというかなり特徴的な体色の魚でテンジクダイの仲間では有名な魚です。名前の由来は「まんじゅう」のような見た目をしていて、魚の中ではかなり大きな耳石と呼ばれる石のような骨を持っていることから付けられたと言われています。(耳石とは魚が耳の中に持っている骨で体の並行バランスを保つ働きがあります。)

プテラポゴン・カウデルニィ
銀色の体色に黒い線が数本入り鰭には白い斑点が入る複雑な模様をした魚で、非常に綺麗な見た目から人気が高い魚です。プテラポゴン・カウデルニィという名前で呼ばれることがほとんどですが実は和名も存在していて「アマノガワテンジクダイ」といいます。体に無数にある白色の斑点が天の川のように見えたことが由来だと言われています。

イトヒキテンジクダイ
メタリックな体色に青く輝く目の周りの色彩が特徴的な魚です。一見地味な見た目ですが青く輝く瞳が美しく群れを作って泳ぐ姿が可愛い魚です。名前の由来は繁殖期になると雄の背びれが伸びるためだと言われています。

ウスモモテンジクダイ
イトヒキテンジクダイに非常によく似ていますが、骨が透けて見えるほどに半透明な体色と尾鰭の付け根にある黒点が特徴の魚です。名前の由来は薄桃色の体色をしていることから付けられたと言われていますが、薄桃色の体色をしているかは微妙なところです・・・。本当に骨まで見える透明な体で標本を見ているような気分になります。

テンジクダイの仲間は水槽の中で泳ぎ回る魚ではなくゆっくりと漂うように生活していて、落ち着きがある魚です。気になる生体がいればお気軽に連絡下さい。

気になる生体、商品のお問い合わせは

0568-35-7147 海水担当まで。

それでは、ご来店お待ちしております!

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