8月 27, 2020

はじめまして

Posted in : 春日井海水魚ブログ, 未分類 on by : 春日井店 海水魚コーナー

はじめまして!                                           今年からリミックス春日井店で働かせてもらうこととなりました野田と申します。 まだまだ、勉強中の身でありますが、これからちょくちょくブログ等書かせてもらいますのでよろしくお願いします!
ちなみに、自分の好きな魚種はハナダイです。                             ということで今回は先日入荷してきたハナダイの一種であるアカボシハナゴイについて紹介させてもらいます。
アカボシハナゴイ、英名ではタイガークイーンアンティアスと呼ばれるハナダイの一種です。 体長は最大10㎝ほどの小型のハナダイで、ピンクの体色に背鰭から尾鰭にかけて紅い縞模様が入り、この縞模様が英名のタイガーの由来になっています。                          また、非常に似通った体色のアサヒハナゴイというハナダイの仲間がいますが、アサヒハナゴイは体色がやや黄色がかり縞模様が全て縦に伸びているのに対し、アカボシハナゴイは縞模様の最後の一本が横に伸びていることから区別がつきます。
ハナダイの仲間はハナダイとハナゴイの2種類の名前に分かれていますが、大まかな違いとしてはハナゴイはハナダイに比べて顔の先端の吻が伸長していること、ハナダイよりもハナゴイの方が臆病で繊細な性格であるという違いがあります。
そんなハナゴイの例に漏れず、アカボシハナゴイも臆病な性格をしているため、飼育される場合は なるべく複数匹で飼育し、気の強い魚とは混泳させないことが長期飼育の要となります。
                          
また、ハナダイは最初は全てメスとして産まれ、群の中で大きな個体がオスに性転換するという性質があるため、複数匹で飼育しているとその中の一匹がオスに変わってくることもあり、そこがハナダイ飼育の魅力の一つです。     
オスはメスに比べて体色が鮮やかになり、吻や背鰭、腹鰭が伸長し、とても美しくなりますよ!
餌に関しては、餌付けが難しい面があり、初めから人工飼料を食べてくれる個体はほとんどいません、なので最初は比較的餌付きやすい冷凍のコペポーダやブラインシュリンプなどを与えて、それらの餌から徐々に慣らしていくといいでしょう。個人的には活ブラインシュリンプがかなり餌付きがいいようなので用意できる人は与えてみてください。
また、自然界での食性は海中を漂う動物プランクトン食なので、餌付ける人工飼料は動物食性用の物でなるべくすぐに沈まず水中内で漂うものを与えるようにしましょう。
サンゴにちょっかいを出すことは無いのでリーフタンクにも最適ですよ。
如何でしょうか?                                          非常に美しく可愛らしい魚の一種であるアカボシハナゴイ                        海水魚の中でも比較的難易度は高く、中級者〜上級者向けの魚ではありますが、小さいながらもその美しさには目を見張るものがあります。
皆さんも是非、ハナダイの魅力を体感してみませんか?
ご来店、お問い合わせお待ちしております。