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3月 30, 2018

新着マダガスカルのカメレオン軍団@インター爬虫類

Posted in : インターペポニブログ, インター店ブログ on by : インター店 ペポニコーナー

【2018年3月30日(金)】
こんにちは。
稲村です。

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本日はいろいろ入荷したマダガスカル便からカメレオンのみをご紹介致します。
定番人気のパンサーカメレオンや他の大型種、美麗小型種などなど。

 

・ウスタレカメレオン ペア

「カブトカメレオン」と呼ばれることもある大型のカメレオン。
同じく大型のメラ―カメレオンと比べ、体は厚みがあり、
パーソンカメレオンと比べ、体高が低くすっきりした印象。

環境適応力は高く、乾燥した森林から多湿なサバンナなどにも生息しています。
私も初めてのカメレオンとして、
3匹ほど飼育していたことがありましたが、かなりの強健種。
前述したように大型種ですので、大きめのケージが必要となりますが、
性質はおとなしく、かつ、お買い求めやすいことから、初めてのカメレオンとしてオススメできます。
他種と比べると、握力が強めに感じますので、同居させるときはご注意を。

国内流通量も少なくはない種ですが、
繁殖個体が多いパンサーカメレオンやエボシカメレオンの人気に押されてか、
CB個体を見かける機会がほぼありません。
200日以上の長い孵卵期間が必要ですが、ぜひペアでブリードをして頂けたらと思います。

 

・ショートホーンカメレオン ペア
Calumma brevicorne
オス

メス

和名もそのまま「ミジカヅノカメレオン」。
パーソンカメレオンと同じCalumma属の中型種。
今では独立種となりましたが、
アオアシカメレオン C.crypticumなどの非常に似通った種もいます。

今回入荷したペアはアダルトサイズですので、
繁殖例も少ない本種のブリードにぜひチャレンジして頂きたいところ。
意外かと思われるかもしれませんが、あまり動かずに餌を待ち伏せするタイプ。
ですが、見晴らしの良い環境を好み、縄張り意識が高い種ですので、
ケージを広めに確保して頂くか、繁殖時以外は単独飼育して頂くのが良いかと思います。

ひょろっとした体型をしていますが、
全長30cmを超え、ローブの大型鱗が目立つので、見応えがあります。
同属他種同様、30℃近くの高温は苦手としていますので、
昨今暖かくなったこの時期から飼い始めると良いかもしれません。

 

・スパイニーカメレオン

「ボタンカメレオン」とも呼ばれる大型種。
今回入荷した個体はかなり若く、大型種の迫力はこれからといったところ。
種名の通り、成長するとスパイク状のクレストが非常に目立つ種です。
また、体側に大型鱗が一列並ぶことがボタンのように見えることが和名の由来です。

ビル7階ほどの高さにも生息しているようで、高いところを好むようです。
また、半乾燥地に適応しているようですが、他種同様、脱水にはご注意ください。
オスは緑、メスは灰色の個体が多く見られますが、
オス個体の中にはやや赤み・黄色み・青みを帯びる個体もいます。
本種も強健種ですので、この若い個体から初のカメレオン飼育も楽しいかと思います。

 

・カーペットカメレオン ペア
オス

メス

入荷のたびに即売れ必至な小型種。
小型種特有の頭部がやや小さく見え、スッキリした印象の体型。
他種はオスが派手で人気な種が多いカメレオンの中では、
メスの色彩がまさに高級カーペットのような色彩・模様が美しく、
婚姻期にはさらに変化するため、ここまでの人気があるのも頷けます。

本種も多様な環境に適応しており、小型種の中では飼育のしやすい種ではないかと思います。
ですが、前述したウスタレカメレオンやスパイニーカメレオンより小型なため、
体力が落ちないよう脱水や過乾燥などには注意が必要です。
また、同種他種問わず、攻撃的になることが多いのでご注意ください。

 

・パンサーカメレオン“ノシベ”♂

大人気!品薄のパンサーカメレオン、その1。
マダガスカル島の北西部に浮かぶ島「ノシベ(Nosy be)島」。
「大きな島」という意味をもつこの島のパンサーカメレオンは、
ブルー系のロカリティとしてかなり有名です。
国内CBも多く見られるようになりましたが、今回入荷した個体はWC個体になります。

洗練されたCB個体ほどの青さではないものの、
ノシベ島の豊かな海と空を体現したような自然な青さが美しい個体です。
ノシベ島は温暖湿潤な気候で火山島な為か、観光業が盛んであり、
また100年ほど前にバルチック艦隊が停泊したりと楽しそうな島です。

 

・パンサーカメレオン“ノシファリー” CB ペア
オス

メス

大人気!品薄のパンサーカメレオン、その2。
前述したノシベ島からやや東に浮かぶ島「ノシファリー(Nosy faly)島」。
ノシベと比べ、エメラルドブルーという言い回しが良さそうな、緑がかった青の美しいロカリティです
入荷数が少ないロカリティではないものの、国内出版の書籍にはあまり掲載されていない印象。

新入荷のパンサ-カメレオンでは唯一、
ペアでの入荷が出来ましたので、ブリードを目指したい方は是非!!
オス個体はまだ若めですので、今年1年しっかり仕上げるといいかも。

 

・パンサーカメレオン“タマタブ”♂

大人気!品薄のパンサーカメレオン、その3。
自然分布域最南端とされる「タマタブ(Tamatave)」。
ロカリティ名として“タマタブ”が使われていますが、
本来の地名は「トゥアマシアナ(Toamasina)」と呼ばれるマダガスカル最大の港周辺のようです。

今回入荷したパンサーカメレオンのうち、
本ロカリティは周辺の島ではなく、マダガスカル島のロカリティになります。
レッド&グリーンの美しい個体で、カスクもしっかりとしており、状態はバツグンです!!

 

本日はここまで。

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皆様のご来店、心よりお待ちしております。