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3月 29, 2018

インター店初&懐かしい久々のアレコレ新入荷@インター爬虫類

Posted in : インターペポニブログ, インター店ブログ on by : インター店 ペポニコーナー

【2018年3月29日(木)】
こんにちは。
稲村です。

『四十周年創業祭』開催中!!

大人気【秘密のレプタイルズ】とのコラボも実現☆


是非、一度インター店ペポニにご来店を。
『四十周年創業祭』対象リストコチラをチェックしてください!!

本日はやや?マニアックだったり、思い出深い新着生体のご紹介。
一口と言わずにだらだらとコメントしていますが、
目を通して頂くと調べたかいがあり、大変ありがたく思います。

それではどうぞ。

 

・セントルシアバンデッドイグアナ

セントルシア島のイグアナ。
数年前にかなり話題に上がった島モノのイグアナです。
デュラップが黒く染まり、吻端にツノが生え、シマウマのような白黒の太いバンドが特徴的。
個人的にですが、一般的なグリーンイグアナと比べ、アダルト個体の顔付きがかなり優しそうに見えます。
アダルトはググるとこんな感じに。

今回入荷した個体もすでにバンド模様がハッキリと出てきており、
デュラップも黒く染まり始め、今後の成長に期待が高まる個体になります。
やや育ったサイズですので、扱いやすさ等の心配があまり無いかと思います。
ただのイグアナではないのを是非店頭で確認して頂きたいと思います。

ミズガメのスライダーなどでもそうですが、カリブ海の島々の生き物は多様で、
種分化が進んでいる種や同種であるにも関わらず外見が異なるなど、
私たちを飽きさせることのない、魅力的な土地であると思います。

 

・シボリナガスベ
Lygosoma koratense

タイに生息するトカゲ。
「コラートのしなやかなスキンク」という意味の英名を持っています。
“コラート(コーラートとも)”とはタイ東北地方最大の都市“ナコーンラーチャシーマー”の通称です。
さらに言えば、本種はそこからやや南のコラート台地(コラート高原とも)に生息するとされ、
流通量が少ないトカゲの1つとも言えるでしょうか。

このコラート台地はタイの中でもより降雨量の少ない地域とされ、
また砂質土壌の為、水はけも悪く、冬季から春先まで干ばつが続くようです。

といった生息環境に思いを馳せながら、飼育環境づくりをするのも楽しいと思います。
また見た目で何となくわかる方もいらっしゃるかと思いますが、
このLygosoma属はミモダエトカゲの仲間のため、地中に潜れるように床材を敷いて下さい。
同属他種と比べて本種は大きめですので、捕食や潜るなどの動きをより楽しめるかと思います。

 

・カッパヘビ
Pseudoeryx plicatilis

インター店初かと思います、他の水棲ヘビにはないカッパ顔のカッパヘビ。
昨今、ちらほらと見かけることも多い本種ですが、
ほとんどがまだまだ若い個体のようで、全長120cm近くになるのだとか。
誰かしっかり大きく育てたい方いないですかね…、チラッ。

正確な情報としては、南米の低湿地帯に生息しているということくらい。
餌はシンブランクス(南米のタウナギ)などとやや癖のありそうな情報がありますが、
メダカをすんなり食べてくれる個体も少なくないようです。

個人的に気になるのは本属の学名が「pseudo(偽)eryx(スナボア属)」という所。
正式はちゃんと「カッパヘビ属」のようですが、何か深い訳があるのでしょうか。
ちょっとこれは調べがいがありそうですが、ここでは私の宿題にさせて頂きます。
また本属は2種で構成されており、
もう1種のP.relictualisは2007年新種記載でマラカイボ湖周辺に生息し、首輪上の模様があるのだとか。
学名検索でググるとコチラ

 

・コシヒロカエルガメ 店内CB’16

覚えている方はほぼいないかと思いますが、
2016年の店内CBの個体が飼い込まれて帰ってきました。
いや~、まあこんなに大きくなっちゃって!!
店内ハッチ後のブログはコチラ

親個体は既に売り切れとなってしまっていますが、
店内2階中央のカメ池にて交尾・産卵し、その後、半年近くかけてハッチした個体になります。
本当に懐かしく、ハッチまでを見守ってきた身としては大変嬉しく思います。
入荷後、親個体がいたカメ池にて当個体を泳がせています。

 

・メキシカンフェアリージャイアントツリーフロッグ
Charadrahyla chaneque

メキシコに生息する一風変わった雰囲気の珍ツリーフロッグ。
英名はもっと短く、「Fairy Treefrog」と小さく可愛らしい雰囲気を思い浮かべます。
メキシコと言っても霧がかった山林の数地域ほどにしかいないようです。

樹上性種らしい立派な吸盤を持っており、
アフリカのオオクサガエルの仲間のBIGバージョンというとわかりやすい例えでしょうか。
別の例えをするなら、アジアのコケガエルから苔らしい突起物を削った感じでしょうか。
そう考えると、やはり樹上性のカエルにとってこの迷彩柄こそが、
より生存に有利であると判断した結果だと考えさせられます。

 

・グランチャコステルツナーガエル CB
Melanophryniscus klappenbachi

本来のステルツナーガエルよりも北部に生息する別種。
小さな黒いヒキガエルに黄色いペンキの飛沫を浴びせたような雰囲気。
トコトコ歩く様は小人のようでいて可愛らしく、
サラッとした皮膚の質感がよりカエルらしさを忘れさせます。

本種やステルツナー、Atelopus属のカエルたちは小型美麗種として、
ヤドクガエルに並び、一部の方に人気ですが流通は少なく、
またヤドクガエルほど国内での繁殖例も多くはありません。

 

本日はここまで。

インター店ペポニ新着生体入荷情報コチラになりますので、チェックです!
気になったらまずは【お問い合わせ】ください。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。