5月 11, 2016
カワラタケ菌床ブロックはじめました。
Posted in : インター器具ブログ, インター店ブログ, 未分類 on by : リミックス
こんばんは、昆虫担当の鈴木です。
ちょっと追加した昆虫の入荷情報と
新規取扱い商品のご案内です。
まずは生体から
◇ヒラタクワガタ成虫ペア ♂50mmUP CB 兵庫県産
50mmを超えてしっかりとヒラタらしい体型です。
丈夫で飼いやすく、長生きで冬場も保温がいらないうえに
ブリード個体なので羽化時期もわかって安心です。
◇ラコダールツヤクワガタ成虫ペア ♂70mmUP
前回の短歯のように左右でアゴの形が違う珍しい子はいませんでした・・・が!
今回は大歯型が来てます!このサイズになるとまたこの種の魅力が引き立ちます。
そして、今回のメインの用品
◇カワラタケ菌床ブロック 3500cc
タランドゥスやレギウスなどのアフリカのオオツヤクワガタ、東南アジアの
オウゴンオニクワガタの仲間の繁殖には欠かせないカワラタケ菌床入荷しました。
植菌カワラ材やレイシ材、カワラタケ菌床ボトルなど他にも方法がありますが
材よりもメスの負担が少なく加水も不要、菌糸ボトルよりも割り出しが簡単な
菌床ブロックでの産卵を初めての方にはオススメしたいです!
ケースの底5cmほどまで硬くマットを詰めて菌糸ブロックをそのまま入れて
半分ほどまでマットで埋めるだけ!非常に簡単です。
種によって細かなところは違いますので、知りたい方は担当の鈴木まで!
タランドゥスやオウゴンオニ以外にもオオクワガタの産卵にも有効で
国産オオクワはもちろん、中国ホーペや台湾オオクワ
グランディスやクルビデンスなど多くの種類のオオクワガタに使えます。
マットに完全に埋めれば国産・外国産の多くのヒラタにも使えます。
他にもいろいろなクワガタの産卵にも使えるはずなのですがあまり試されていないカワラタケ菌床。
たしかにヒラタケ系菌床と比べれば高温に弱いため若干扱いづらさもあります。
オウゴンオニ等以外がそれ以外での方法でも産卵するのが試されない要因の1つです。
ですが、自然界ではオオクワガタはヒラタケよりもカワラタケなどのキノコの生えた
朽ち木に幼虫がいる事が多く、オオクワの菌糸飼育の始まりもカワラタケでした。
まだまだ可能性を秘めている菌糸なのです!
産卵セット作成が簡単で幼虫の割り出しも簡単な菌床ブロック、使ってみませんか?
産卵セットに使うのはもちろん、ボトルやプラケース、プラカップなど
色々な容器に詰め替えて幼虫の飼育にも使えるのが菌床ブロックの利点です!