9月 24, 2013
ヤンセンナメラ入荷！！！！！！！！！！
Posted in : インターペポニブログ on by : リミックス
こんばんは、磯貝です。
ヤンセンナメラ入荷しました。
ジャンセンラットスネーク/ヤンセンナメラ
Gonyosoma janseni
インドネシアはスラウェシ島と周辺の島々に分布する半樹上棲の大型ナメラ。
最大で2メートル程になり、体色はアイボリーと黒のモノトーンバイカラータイプ。
前部がアイボリーに染まり、後半身に行くにつれ黒色が滲み、尻尾は完全なエナメルブラックになります。
体型は測偏で横から押しつぶしたようになっており、巻きついた箇所を軸にしっかりと体を伸ばすことができます。
性格は荒く、熱を帯びた動くものに積極的に飛んできます。
威嚇においては頬を引き上げ、Ｓ字に鎌首をもたげ、測偏体型を活かしのどを背腹に広げる行動をとりますが、
身体が膨らむことによって、エナメルアイボリーの外鱗の内側に隠れていた黒色の皮膚が露わになり、敵に対して恐怖を煽る目論見なのか・・・息を呑むほど美しいです。
蛇は先端が二股に分かれた舌をチロチロ出し入れする事でにおいの分子をキャッチし、口蓋にあるヤコプソン器官で情報として処理することで知られていますが、
舌の出し方や、二股に分かれ始める分岐までの距離の割合は種類や状況によって異なります。
キノボリナメラの仲間は舌を外に出し口内に戻すまでのアクションがとても慎重で、スローモーションで動いているかのように見えます。
数秒間舌を出したままの時があったり、上下の振り方にしてもゆっくりと遅くまるで空気を舐めているかのよう。
本質的に神経質な部分はありますが、それが手伝ってか疑い弄るかのようなにおいの嗅ぎ方にはなんとも言えない色気があります。
舌は青味を帯びた黒色で、血色悪そうな妖々しさがさらに魅力を引き立てています。
シルエットだけでも充分過ぎるくらいに美々しく、筋肉の締まりや鱗の光沢もさることながら、
どのような経緯を辿ったのか、数ある色の中からここまで相性の合う二色が選ばれ身体を覆っている事に
ぼくは感動しました。
以上です。
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