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2月 8, 2021

ド派手な魚!マダラハナダイ

Posted in : 春日井海水魚ブログ on by : 春日井店 海水魚コーナー

こんにちは 野田です。
今回もお店にいるオススメの魚を紹介していきます。

今回はハナダイの仲間からマダラハナダイを紹介していきます。

ピンク色の体色に黄色のまだら模様が特徴のかなり派手な体色をもつ魚です。名前の由来も見た目通りのまだら模様から取られています。

代表的なハナダイのキンギョハナダイやアカネハナゴイとは少し印象が異なり、サクラダイ等の大型のハナダイのように体高が高く、大きさも最大15cmほどと少し大きい種類のハナダイです。ハナダイというよりはどちらかというとハタに近い生態をもっていて、ハナダイの仲間ですがあまり群れを作って泳ぐ種類ではないので同種同士で喧嘩をすることがあります。そのため、マダラハナダイ同士の混泳はあまり向いていません。

※一昔前までは幻の魚と言われるほど入荷が少なかった魚種ですが、最近はちょくちょく入荷するようになってきています。

自然界では水深50~300mほどの深場の海に生息しており、その美しさからダイバーからの人気も高い魚です。また、飼育温度は少し低めが理想ではありますが、多くの魚と同じく25℃前後での飼育も可能です。しかし、深場の魚なので夏場の温度上昇には注意が必要です。

食性は動物プランクトン食ではありますが、口が大きいため小型のエビやカニ等の甲殻類は食べられてしまう危険があるためそれらとの混泳は避けたほうが無難です。

※慣れてくれば水面にある粒餌でも食べるようになってくれます。

慣れてしまえば何でもよく食べてくれますが、食いが悪い場合はホワイトシュリンプやオキアミ等の餌を与えてみましょう。

※当店では冷凍のツノナシオキアミを与えることもあります。様々な魚の食いつきがよくオススメの冷凍エサです。

ハナダイらしくサンゴとも相性は良く、派手な体色でリーフタンクにも映える魚ですが、深場の魚ということもあり照明が強すぎると色あせてくることがあります。美しく飼育するためには照明にも気を配ってあげましょう。

ド派手な体色とハナダイの中でも異色の雰囲気を持つマダラハナダイ
気に入っていただけましたら是非飼育にチャレンジしてみてください!