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1月 12, 2012

中国金魚侮るなかれ。@金魚

Posted in : ドーム熱帯魚(合併済), 未分類 on by : リミックス

おはよーございます、金魚担当兼ロマン担当の奈須です。
さて、金魚コーナー、年末年始のセールは大変盛況でした。この場を借りて御礼申し上げます。
セールは終わってしまいましたが、「冬なのにドーム店は違うねー」は変わらず継続中。さらに「新着いきなり特価」も継続中。
金魚コーナーのどこかしらは常にセール状態でお届けしていますので、その空気だけでも感じていただければなと常々思っています。
あとは、来店して、直に見て頂いて、1匹と出会う。それだけでございます。その出会いの数を増やすことに精進してまいりますので。

さて、ダラダラ綴ってもしょうがない!主役は金魚!新着いきまーす。


東錦 弥富産 タイコ上型 8-9cm
東錦と単に言っても関東タイプと最近流通している丸いタイプとがあります。この丸いタイプですが、主に愛知の弥富・熊本の長洲・埼玉の加須などで作られています。弥富の東錦はやはり違う。毎回そう思わされます。素晴らしい。

頂点眼 7cm±
久しぶりの頂点眼。上向きの目は上見向きとされていますが、横見でも充分すぎる程楽しめる!古く中国では、宮廷金魚として愛されてきました。チャングムもびっくり!出目らんちゅうの目を上向きに改良されていったとされるのが通説ですが、深い深い壷に入れて育てたら上を見ていたという伝説も否定するのが嫌になる摩訶不思議アドベンチャーな品種です。ロマン。いや、浪漫。

桜和金 フナ尾 7-8cm
どこにでもいる和金。しかし、白い。そして桜。しかし、どこにでもいる。私、そういう魚が好きです。

ベールテール出目金 8cm±
出目がベールテールに!軽視されがちな金魚もヒレを伸ばせばエレガント。ちなみに出目金は中国では「龍晴」、絶対そっちのがカッコイイ。まだまだこれからの品種ですね。需要ありそう…(ゴクリ)。

前回入荷、青琉金の画像です。ラスト1匹!

浜松らんちゅう 7cm±
夏振りですか、浜松。今回の個体アタリです、型良し、尾良し、顔良し。上見、横見、どちらもこなせます、優秀。


黒高頭パール 10cm±
別名「珍珠鱗」。ちなみにピンポンも珍珠鱗。色々変化したので、今は呼び名で細分化されています。元はやや長めでパール鱗、コブは出ないというものでした。はい、今はコブだらけですね、コブ祭り。コブのない元祖は北京近くの天津地方で増やされていて、普及を待つという状況。今回の個体はコブぽっこり、体ぽっこりの優良個体。1匹のみの入荷です、早い者勝ち。

レモン和金 7cm±
大人気!なぜ!?キレイだから!タダそれだけ!キレイだから!!!!!

ブリストル朱文金 アイアンカラー 7-8cm
中国から金魚が来て、日本で朱文金ができて、イギリスに渡って、イギリスから帰ってきたときには尾が可愛らしいハートテールになっていたと…。世界を渡り歩いてきた金魚。名前もかっこいいんですけど、見た目もかっこいい。流通量の少ないほうのアイアンだからこそこのクオリティーはスゴイ!!でっかくする価値しかないような。


高頭パールスケール 6-7cm
こちらも先ほどの珍朱鱗。今回3匹入荷して、全て違うタイプ。素赤・虎・ホワイトキャップ。白頭は初めて?

オランダシシガシラ 17-18cm
でっかいオランダがやってきた!長手以外の金魚では最も大型化する品種。かなり細分化されていますが、よく出回っている丸手のほうです。ちょっポイ(ちょっとポイント)ですが、オランダとは何の関係もないです。1800年ごろ日本にやってきたわけですが、当時船舶で来るものは全てオランダのものであったことから、舶来品にはオランダと付ける風習があったそうな…。その頃に熱帯魚が普及してたら大変なことになってそうですね…。さすがに直すでしょうが。更に遡れば1600年前後には中国にオランダの原型・紅高頭がいたというのが素晴らしい、浪漫。

今日では軽視されがちな中国金魚をフォローしてみました。国産が良いのはもちろんのこと、中国金魚も素晴らしいんです。

以上、今週の入荷情報でした。質問あればご連絡ください、お待ちしてます。 Remixナゴヤドーム前店 金魚担当:奈須 052-725-2622