7月 8, 2013

インター店ペポニのヘビをご紹介します

Posted in : インターペポニブログ, 未分類 on 2013年7月8日 by : リミックス

こんばんは、磯貝です。

メキシカンナイトスネーク
亜種内で最高峰の赤味と美しさを誇る深々夜行性種。
ディープレッドとグレーの色彩は規則的な形を作ること無く、禍々しく無差別に身体を塗りたくります。
見るものを疑うかのような、嘲笑うかのような悪意に満ちた点の瞳は、
捉え方によっては何も考えていないようなおとぼけた感じにもとれ万人を魅了する最高の材料になっています。
かっこいいとも可愛いともとれる贅沢な本種は木によく登り、
登り木を設置した贅沢なレイアウトで飼育すると、見てるこっちが幸せな気分になります。
最大で120センチ程になり、現在はピンクマウスをピンセットから与えております。

ラプラタムスラーナ
艶やかなオリーブの体表に楔が打ち込まれたかの如く鱗が一枚ずつの存在感を魅せるムスラナの1種。
ナミヘビのカテゴリーに分けられるものの、身の締まり具合は力強さを強調し、
それに相まって見透かすような猫眼がもう本当に僕の心をしびれさせます。
地中傾向が強く、程よく湿った土系の床材を厚く敷いて飼うことにより、
全身が潤いを持ち状態よく飼えるだけではなく、輝く鱗が飼い主の精神的満足度を最大限まで引き上げます。
正直見ているだけでは興奮が収まりきらなくなります。頬ずりしたい。
大きいもので150センチ程になり、餌のピンクマウスをピンセットから奪うように食べます。

ユンナンベニナメラCB
言葉添えするまでもなく美しいベニナメラの1亜種。
紅に染まった上品過ぎるその姿は他の追随を許さない生き物という規模において極美です。
幼体である今のうちは朱色の体色に黒色の横帯が入り、要所に黒色のラインが縦向きに入ります。
成長に伴い朱色は名前の通り紅色に変わっていくので、幼体斑であるこの色使い達を想い出に残すなら今しかありません。
冴え渡るコントラストを見せる【朱色】や【紅色】とは本種のために生まれてきた言葉なのかと錯覚さえします。
身体のシルエットは細長く、顔つきはおしとやかでどこか大和撫子を感じをさせると勝手に思っています。
最大で約80センチ、ピンセットからピンクマウスを問題なく食べます。
♂

♀

オリーブユウダモドキ
アフリカにおけるガーター的生態をみせる半水棲種。
模様は艶消しオリーブな地色にこげ茶のストライプが太く入ります。
顔まわりはお腹側からくる白色が、かのシロクチシニキヘビのごとくホワイトリップに仕立て上げます。
鱗は滑らかで触ると気持ち良く、さらに脱皮後5日間くらいは傷や擦れがなくなり、鱗の整列により気持ち良さ3割増しです。
ガーターよろしく視力が良く、餌となるメダカ等の魚類を眼で追って捕食します。
半水棲のため水場を広くとったので気付きましたが、水中での狩りが結構めちゃくちゃで
口を大きく開けたまま傍若無人に暴れまわり、メダカが口に触れたら噛みしめるという荒技を披露しました。
もちろんとてつもなく可愛いかったのは言うまでもありません。
後、メダカの真ん中を噛み口の両側からメダカが垂れ下がった状態で、頭を上に持ち上げる姿が何回見ても癒されます。

ユウダモドキsp.
コンゴ産の漆黒ユウダモドキです。
主な特徴は上記の通り。
ユウダモドキの仲間ってみんなこんなに可愛いんですか…

ジャワヤスリヘビ
皮膚のたるみ具合とざらざらな質感が独特で蛇なのに蛇でないような異彩を放つ重量種。
鑢蛇とは本種の持つ粒状の表皮から由来し、餌である魚類を捕らえて逃がさぬよう特化しています。
水中棲ヘビの類は餌である魚等に噛み付くと、毒がまわり餌が弱るまで噛んだまま待機しますが、
そういった面ではコンストリクトをする本種は新しい楽しみがあり、他の蛇ではなかなかない味わいがあります。
皮膚から連想できるように、水からあげると上手く蛇行する事ができず這い蹲るように行く先を探します。
人一人包み込めるくらいの大きさの本種がいたら巻きつかれてみたいですよね…
体色は背が茶色くお腹にかけて黄土色になっていき、横腹にサークル模様が広がります。
最大サイズがオスとメスで異なり、♂で1メートルオーバー♀で150センチオーバー程になります。
現在餌金魚とドジョウを惜しみなく与えています。

サブパイソン
薄黒い前半身から後半身にかけて灰色、橙色がかり、全体に霜が降りかかったような模様が哀感をもたらす小型亜種。
染まりあがったブラックヘッドに白眼錦蛇の和名の通り一際目立つ白色の眼が印象的です。
一般的に瞳は透明で水分に覆われているので、ガラス光沢となって光をよく反射します。
本種の持つ瞳は白地のためかそれが無いように見え、潤んだ瞳の可愛さを捨て著しいかっこよさと不気味さを手に入れました。
肌はもちもちしており筋肉との相乗効果を経て、触るたびに人の指を弾力的にはね返しこの上なくさわり心地が良質です。
威嚇姿勢がとても絵になりますが、持ってしまえば大人しいです。
みなさんこぞって巻きつかれましょう。
最大で約120センチ、ピンセットからマウスを与えています。

以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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