7月 19, 2012

愛おしきタランチュラ他

Posted in : みなとペポニブログ, 未分類 on 2012年7月19日 by : リミックス

こんばんは、磯貝です!
みなとペポニの奇虫を新入荷をふまえてご紹介します!

ガイアナピンクトゥー
もさもさの脚とピンク色のつま先がかわいらしい、鑑賞系樹上種。
素晴らしいのが、この種を筆頭にアビクラリア属に属する種類は複数飼育が可能な事です。
単独飼育が基本なタランチュラのご時世なだけに、
1つのケージに複数のタランチュラが蠢く光景は心を動かされます。
注意点として低温と乾燥、
複数飼育の場合は加えて同種同サイズな事、餌切れ、数に見合ったスペースの確保が必要になります。
やってみました///

インディアンオーナメンタル
色、フォルム、模様、大きさどれをとっても見る者を感動させる人気種。
メスで最大8cmの頭胴長を持ち、レッグスパンで20cmを超えます。
体色は黒と白のモノトーンカラーでシックに決めてきたと思ったら、
特徴的な前脚の裏側には警戒色を表す黄色がはっきりと彩られています。
前2本の脚を振り上げて威嚇することから相手に見せる裏側が黄色くなり、この黄色は幼体の頃はでません。
単純に箇所箇所が綺麗なだけではなく、配色やバランス、雰囲気さえも魅力に感じます。
樹上棲で、湿らせた環境と26度前後の常温を保って下さい。

サンタレムピンクヘアード
深紫に見える上品な色合いに、すっきりとした模様のはいった色っぽい感じの美種。
体色、毛の色、背甲の縁どり、脚のストライプ柄等の絶妙な仕上がりが美しいです。
一定のサイズまでは成長が早く、その分餌はしっかりと与えたいです。
なんとなくですが飲み物のワイン(多分赤ワインらへん)を彷彿させます…

ブラジリアンブラック
純黒の体色と線密な体毛が合わさり、高級感あふれる輝きを見せる多湿系地表種。
これでもかと言うくらいの黒一色に加え性格も良し、毛も飛ばさない優等生。
湿度のある環境を好みますが、乾燥に強くこのサイズになればいたって丈夫、飼育して損なしです。

メキシカンブロンド
乾燥系レイアウトが似合いすぎるオシャレな地表種。
名前にあるブロンドも示すとおりの大人びたゴールドカラーは、言葉だけでは表せられない魅力で見る者を魅了します…
砂漠などの乾燥地に棲むため、レイアウトされたケージで飼うとさらに魅力が引き立ちます。
当たり前の事ですが、この種類この個体にしかない良さがあります、かつてない調和を体感して下さい。

タンザニアバンディットウデムシ
体に対して大きく刺々しい腕(蝕脚)が奇抜なウデムシの一種。
体型は平べったく、壁面に張り付いたり樹皮の隙間などに入りこむために特化しています。
肉食性で、アンテナの役割を果たす触手を揺らし、蝕脚を広げたのもつかのま一瞬で獲物を狩る姿はもう本当に本当にかっこいいです。
ハンティングはスムーズですが、
餌が大きすぎると取れない場合があるので見合ったサイズの餌を用意しましょう。
100種に満たないウデムシの類は悲しいながら日本にはいません。
世界にはこんな生き物がいるのかと思うといてもたってもいられなくなりますね…

イエロージャイアントヒヨケムシ
チャームポイントは頭部の半分以上を占めるおぞましくもあり、かわいくもある大顎。
顎はサソリのはさみの部分をより鋭くしたような形のものが2つ横に並ぶ感じです。
敏感な触手で餌となる昆虫の振動を捕らえ、攻撃的に正面から大顎で襲いにかかります。
食事は触れた瞬間から始まり、すり潰しながら貪り喰います。
見た目のインパクトも強くまさに奇奇怪怪。
大型種であり、大食いなので適度にたくさん餌をやり、大きく育て上げたいです。

ｓサイズ

タイワンサソリモドキ
ちぢこまった蝕脚とアンバランスな体型が売りのサソリモドキの一種。
防衛手段として、おしりにある管から酢酸を飛ばすことからビネガロンとも呼ばれます。
湿った地面の石や流木の下に潜み、獲物を待ち伏せる形で捕食をします。
食に貪欲なのでしっかり餌は与え、シェルター代わりに石や流木等の設置、乾燥は厳禁で飼育しましょう。
ちなみに日本でも沖縄の方の温かい地方に少数分布します。
うらやましいです。