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1月 11, 2018

未知なる土地!東アフリカ!

Posted in : インター店ブログ, インター熱帯魚ブログ on by : インター店 熱帯魚コーナー

アンフィビスはコンスタントに入荷していますね~
はい!ワタナベです!
東アフリカという未知なる土地から魚が来ることは本当に嬉しい限りです。
さてそんな中、混ざり程度に入荷したエチ・エチことエチオピクス・エチオピクスが入荷!

Pro.エチオピクス・エチオピクス ナイバシャ湖産
Protopterus aethiopicus aethiopicus

エチオピクスの基亜種であり、かつ最大の肺魚です!
そんな最大種ですが不可解な点があります。
それは、どこまでが本種でどこまでがコンギクス種なのかということ・・・
亜種のコンギクス種はコンゴ盆地、すなわちコンゴ水系に生息しています。
一方、基亜種のエチオピクスはナイル川上流域(タンザニア・ウガンダ・ケニアなど)に生息しています。
そこで問題なのはタンザニアです。
タンザニアとコンゴ民主共和国の間には世界一固有種の多い湖タンガニイカ湖な位置します。
コンゴ水系の上流部がタンガニイカ湖を位置し、
ここではコンギクスが分布している記載となっております。
しかし、基亜種である、コンギクスが生息するヴィクトリア湖やアルバート湖に隣接しています。
その間にも複数の湖が点在しており境界線が不確定であります。
過去に入荷した個体を見ても、千差万別!
2016入荷個体


2006入荷個体


定義としては
・亀甲模様が入らない。
・体側に黒いスポットが入る
等がありますが、こうやって見ると、当てはまらない点も多いですね~
本題に入ります。
今回の入荷した個体はケニア・ナイバシャ湖産ということで入荷しております。
国立公園のど真ん中で採集できたのかは疑問がありますが・・・
個体を見ていきましょう。


現時点は限りなく柄は入りません。
さらに黒点もはっきりしていますね!
ただ以前入荷したものとは明らかに違います!
体色も褐色ぎみで、大柄になりそうな柄も入っております。
今後どのように変化していくのか、成長に目が離せません!
まだ見ぬ東アフリカの魚に期待したいですね~